Feb,12,2002
1. HDR専用PCを作る
   

注釈など...

   
1-3. 各パーツについてのコメント HDR with PC/Windows XP
前ページ1-2.に列挙した各パーツについてのコメントを載せておく。なぜこのような構成になったのか、選択の根拠はどこにあるのか、そもそも根拠はあったのか。新鮮な内にフリーズしておこうと思う。なお今回のHDR専用PC制作にあたり、以下のようなルールを設けているので一応目を通して頂きたい。
 
  1. 個々のパーツに対する改造、改変は一切行わない
  2. 規定以上のクロックアップはしない。
  3. なるべく入手しやすい市販パーツのみを使用。自作パーツは使用しない
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以上の事を踏まえた上でこれより以降、各パーツに対するコメントを載せていく。
 
CPUとマザーボードとメモリ
CPUとマザーボードとメモリ。最初に僕のイメージにあったアイテムはこの3者。中でも一番気になっていたのはやはりCPUだった。CPUを選ぶにあたり、まず最初に決まっていたのはIntel製であること。そうなるとCeleronかPentium、Pentiumなら3か4に絞られる。
 
Open_Side_01  

Open_Side_02

 
PCの録音再生音質だけにフォーカスするのなら、PentiumよりCeleronの方が有利かもしれない。また、クロックも800MHzから1GHz程度に止めておいた方がいいのかもしれない。要するに、CPUが音質に与える悪影響削減にフォーカスするということだ。曰く、マザーボード供給電力の非力をカバーするために、なるべく消費電力の少ないCPUを選ばなければならない。輻射ノイズの少ないCPUを選ばなければならない。ノイズ低減のために必要最小限のクロックに止めておかなければならない、等々。
 
僕はこれらを全て切り捨てた。パフォーマンスのみにフォーカスした。パフォーマンスを最優先しても、僕が必要とする程度の音質は十分確保できる確信があった。何より僕がこのPCを作る目的は、より快適な音楽制作環境の構築。より快適に音楽を作るためには、より高いパフォーマンスを必要としていた。これだけで動機は十分だ。結果は明白。Pentium4/2GHzしかない。
 
CPUの選択基準がパフォーマンス最優先ならば、メモリも一蓮托生、PC800 RDRAMしかない。また、CPUとメモリがこの組み合わせならば、チップセットはi850しかない。マザーボードは最初からASUSと決まっている。残るはSocket形状だが、これも細部に拘れば423にすべきだったかもしれない。478より消費電力が少ないからだ。しかしただ単に478の方が新しい規格というだけで478を選んでいる。新しい方が好きなのだ。これは性格。いい性格だと思う。Pentium4/2GHz、Socket478、PC800 RDRAM、ASUSのマザーボードとくれば自動的にP4T-Eに決まった。
 
イーサネットアダプターカード
ネットワークプロセスの割り込みが邪魔になるので除外するつもりだったが便利さに負けた。Cubase SX使用時はケーブルを抜く、Windows XPのネットワーク関連サービスを停止する、大事な作業時はディバイスを使用不可にする、などで対処する。
 
グラフィックカード

ELSA GLADIAC 511TWIN。例によって中身はnVIDIA GeForce2 MX400、オンボードメモリは32MBという仕様である。

  ELSA GLADIAC 511TWIN
 

グラフィック関連の優先度は低い。最低限の機能さえ満たしてくれればいいと思っている。最低限の機能とはデュアルディスプレイと静粛性。冷却ファンがあるものは真っ先に除外。描画スピードは早いに越したことはないがこだわりは無い。現行機種であればどれでもOKを出すと思う。発色も綺麗に越したことはないが悪くても構わない。ましてや3Dなど全く必要ない。

 
しかしデュアルディスプレイという構成は最初から決めていた。ディスプレイはCRTと液晶を1台ずつ接続する。パフォーマンス最優先が基本なのでディスプレイも1台にした方が有利だとは思うが、作業効率を考えるとデュアルディスプレイはとても魅力のある選択肢だ。Cubase SXのWindow Layoutsもデュアルディスプレイを前提に作っている。
 
Back_01  
なお、このグラフィックカードはアナログ接続しかできない。これは現在手持ちのディスプレイが2台ともアナログ接続オンリーの機種だから。本来なら液晶ディスプレイはDVIで接続したいところだが今のところは仕方がない。次の機会に譲る。
 
S端子が無ければ更に良かったが、このグラフィックカードはコンシューマ/娯楽用との位置付けらしいので、おそらくゲーム画面のTV出力などを想定しているのだろう。もしかしたらTVの大画面にCubase SXやReaktorを映して遊ぶことがあるかも・・・・・あり得ない。まあこれくらいは無視できる範囲なのでOKとする。いずれにしろ、このグラフィックカードはハードウェアの仕様、ドライバともに必要最低限の機能しか備えていない。ドライバ自体の作りもいいようだ。僕が一番嫌っていた冷却ファンも無い。まさに「必要最低限の機能さえ満たしてくれればいい」という言葉にぴったりのグラフィックカードだ。
 
 
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改造、改変は一切行わない : 別にポリシーがあってこうしたわけではない。単にノウハウが無いから。
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自作パーツは使用しない : 別にポリシーがあってこうしたわけではない。単にノウハウが無いから。
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Intel製であること :
アプリケーションの開発者が全てのCPUでテストしているのなら、別にIntelでなくてもいい。
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マザーボード供給電力 :
ほとんどのPCやMacは電力不足だと思う。電源ユニットを交換すれば直るといった類の問題ではなく、設計そのものに無理があるのではないか。日本が100Vだという事情もあるのかもしれないが。しかし同じIntelマシンでも、サーバーと称しているものは各社各様の対策を講じている。

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より快適な音楽制作環境 : ハードが進化すれば更にパワーを必要とするソフトが登場する。いたちごっこだ。それを追いかけ続ける僕にも責任はある。立ち止まれば幸せなのに。
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最初からASUS :
アプリケーションの開発者が全てのマザーボードでテストしているのなら、別にASUSでなくてもいい。
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CRTと液晶 :
CRTは反応も早いし、発色の確認がしやすいためWeb制作などには必須。しかしHDRにはノイズが困り者。特にE.ギター録音時はCRTノイズを致命的レベルで拾ってしまう。そういう時はCRTをオフにして液晶だけを使う。
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液晶ディスプレイはDVI : 液晶ディスプレイはデジタル接続で使うべきディバイスだ。特に僕はすぐ目が疲れる人なので尚更そう思う。液晶ディスプレイのアナログ端子は売るための方便なのではないか。 DVIやAppleのADCなどが正道だと思う。しかし割高感は否めない。もう少し安くなれば...。